企業主導型保育事業助成金申請から交付までの一連の流れ
企業主導型保育事業の助成金は、大きく「整備費(施設工事費)」と「運営費」に分かれています。
一般的な助成金申請から運営開始までの大きな流れは次のとおりです。
1 整備費助成金申請
要件を満たしている施設の図面、工事見積書(2社分)、事業計画が必要です。
主に施設と工事内容について審査が行われます。
予定工事の全てが認められるわけではないため、対象外工事の分別等があります。
↓
審査(必要に応じて、修正や詳細確認、追加資料の提出等の差戻しあり)
↓
内示決定(内示前の着工は助成対象外)
↓
助成決定
↓
工事着工(助成決定前の工事着工も可能)
↓
工事完了
↓
2 工事完了報告、助成金の交付申請
工事完了後1ヶ月以内に協会へ報告をします。
請負契約書や工事代金支払の証明書類、確認申請書等を提出します。
申請に基づいた内容で工事が実施されたか審査が行われます。
また、当初予定工事から変更がある場合は、変更内容について報告が必要です。
↓
審査(必要に応じて、修正や詳細確認、追加資料の提出等の差戻しあり)
↓
助成確定(最終確定した助成金額が交付されます)
↓
開園(開園後1ヶ月以内に役所へ認可外保育の届出)
↓
3 運営費助成金申請
(※申請時期は協会の発表に基づき行うため、申請時期は前後します)
定員、年齢構成、保育従事者人数、開所時間、連携協定企業、収支予算等、運営について
具体的な計画案を申請します。
↓
審査(必要に応じて、修正や詳細確認、追加資料の提出等の差戻しあり)
↓
助成決定
↓
4 月次報告(毎月1日~10日に申請)
毎月の運営状況を協会へ報告します。
(運営費は、運営の実績に基づいた報告を元に、助成金が支払われます)。
↓
審査(必要に応じて、修正や詳細確認、追加資料の提出等の差戻しあり)
↓
承認(月毎の助成金が交付)
↓
5 事業完了報告(3月)
年度終了の報告を協会にします。
1年間の会計(受け取った助成金とかかった経費の収支)を報告します。
その他、処遇改善加算(賃金改定等)について実績報告を行います。
↓
6 運営費継続申請(年度毎に申請が必要)
年度毎に運営費の申請が必要です。
定員の変更等、その年度の運営計画を申請します。
当事務所では、上記全ての申請手続きをサポートしております。
企業主導型保育をご検討の方は、是非お気軽にご相談下さい。